爆発映画のススメ
爆発映画のススメ
- 第七回 「実物爆破主義と空想爆破主義」
ローランド・エメリッヒ。 『インデペンデンス・デイ』の監督と言えばピンと来る方も多いだろう。ミニチュアを駆使した正統派特撮を得意とし、今では『デイ・アフター・トゥモロー』『2012』といったディザスタームー … 続きを読む
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- 第六回 「筋肉と爆薬」
・2人のアクションスター アーノルド・シュワルツェネッガーとシルベスター・スタローン、ハリウッドを代表する2人の筋肉俳優をスターダムに押し上げた影の立役者と言えば、そう爆薬だ。1ポンドのステーキ肉も火を通さ … 続きを読む
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- 第五回 「爆弾映画」
今回のテーマは「爆弾映画」。 文字通り爆弾をめぐる攻防を描いたシロモノであり、爆破映画の中でも極めて爆破描写の多いジャンルである。前回紹介した『スピード』がまさにそれで、バスに仕掛けられた爆弾 … 続きを読む
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- 第四回 「1997年(2) ~『スピード2』ヤン・デ・ボン~」
――見てよママ。こんなにおっきなキノコ雲をこさえたよ。こんなにおっきなキノコ雲を。(ヤン・デ・ボン回顧録 『海と爆薬』序文より) 名前からして既にキナ臭いヤン・デ・ボンはハリウッドきっての火力 … 続きを読む
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- 第三回 「1997年(1) ~『コン・エアー』『エアフォース・ワン』~」
1997年。通称「発破元年」と呼ばれるこの年は、第1回で取り上げた『ロング・キス・グッドナイト』をはじめ数多の爆破映画が公開された。97年と言えば、ガメラ歴で言うところのレギオン襲来の年、ターミネーターで言 … 続きを読む
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- 第二回 「その男、凶暴につき」
北野映画ではない。マイケル・ベイのことだ。 わざわざ紹介する必要もないだろう。「破壊大帝」の異名を持つ爆破界の大御所である。ご存じない方も、『アルマゲドン』や『トランスフォーマー』の監督と言えばピンとくるは … 続きを読む
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- 第一回 「爆破に人生を捧げた男」
爆発シーンは定石として、次のシーンへとつなぐ潤滑油の役割、あるいは客を緊張状態から解き放つカタルシスの役割を負っている。つまりはストーリーの引き立て役だ。 ところが、爆破を引き立たせるためにストーリーを紡ぐ … 続きを読む