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「序文」

 

人類の歴史は火と共にあった。

それは闇を照らし、食材を焼き、暖をもたらした。

01

 

まるで意志を持つかのように自在に姿かたちを変え、我々に恩恵を与える火。

かくも火に魅せられてきた人類が最後に見出したその力は、「破壊」だった。

ノーベル賞の発起人アルフレッド・ノーベルはダイナマイトの産みの親である。

大規模な開拓や採掘を可能せしめたダイナマイトは、産業技術を飛躍的に進歩させた。

しかし、この破壊の力はすさまじく、すぐに戦争に駆り出されることとなる。

ノーベルは「死の商人」と呼ばれ、ダイナマイトは人類史上もっとも多くの命を奪った発明となってしまった。

 

02

 

それでもなお、人々は火に魅せられる。

ビルや架橋といった建築物の発破解体は多くの見物人が殺到する、ある種のお祭りだ。

 

03

 

 

人々は根源的に「破壊」への願望を抱いている。

だが、その圧倒的な火の力を、我々一般人が持つことは許されない。

それゆえ爆破は、いつしか「ロマン」へと昇華したのである。

 

人々の禁じられた欲求に目をつけたのは、世界最大のショービズを牛耳るハリウッドだった。

見世物としての爆破技術は日進月歩で進化し、肥大化する観客のニーズに応えてきた。

「80年代は筋肉と爆薬がすべてだった」

とは、アクション俳優シルベスター・スタローン氏の言葉である。

氏の代表作「ランボー」シリーズをはじめ、80年代は派手な見世物映画の全盛期であった。

 

04

 

この時期から、作品に彩りを添える補助的手段であったはずの爆破は、しばしそれ自体が目的と化し、「爆破映画」へと変貌を遂げることとなる。

誰よりも爆破に魅せられたのは、映画人の方だったのだ――。

 

このコラムでは、爆破に賭ける熱き映画人たちの魂の叫びを代弁したいと思う。

中には爆破に取り憑かれるが余り、自分のキャリアごと吹っ飛ばしてしまった者もいる。

だが、これぞ表現者たる理想の姿と言えまいか。

「ヴィレッジヴァンガード大好きな人たちが大好きそうな映画」だけが映画ではないのだ。

芸術は爆発だ――。それを、ここに証明したい。

発破爆破ノ介
『バックドラフト』を観たあの日から、爆発映画の虜になって云十年。CGがはびこる現代に『本物の爆発』にこだわる求道者。モチロン携帯着信音も爆発音。

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