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第二十七回 「夢精」

 

 

もうじき45才になるが、今も毎日朝勃ちしている。

 

朝勃ちは健康のバロメーターであり、勃起力に大いに関係があるそうで、ありがたいことだ。

 

しかし一度も夢精をしたことがない。

 

この年までしたことがないのだから今さら無理かもしれないが、一度くらいしてみたいのだ。

 

私は子供の頃からオナニーをしていたので、精通もオナニーだった。シコり続けているので、夢精するほどの精液が溜まらないのかと思っていたが、そういうことでもないのではないかと思わせる男が大学時代の同級生にいた。

 

彼は入学して間もない頃に、頻繁に夢精していると教えてくれた。

 

そろそろ夢精しそうだと予感がするそうで、ある日、予感がした彼は、好きな洋モノのアダルトビデオを3本借り、ヌイて床につき、翌朝夢精した。

 

愛知県から上京した彼は、地元にいる彼女と遠距離恋愛をしていた。
私は童貞だったが、彼は夢精もセックスもしていた。
しかも私よりチンポが大きいのだ。

 

「夢精が一番気持ちいいじゃんね・・・」

 

三河弁でしみじみと語る彼に、俺も夢精がしたいと訴えた。

 

「いや、そんないいもんじゃないよ!夜中でも夢精で起きちゃうし、一人で後始末してパンツ履きかえるのは情けないもんだよ・・・」

 

何を焦っているのか知らないが、早口で言い訳めいたことを言う彼を、私は嫉妬まじりの羨望の眼差しで見つめていた。

 

彼は今でも夢精しているだろうか。

 

連絡先は知っているが、長年会っておらず、立場も住む場所も遠く離れた彼に他の用件は特に無く、それだけ聞くのもどうかと思うし、もう夢精していないと言われたらショックを受けそうな気がする。

 

引退を考えているスポーツ選手や芸能人が、同級生に「お前が頑張っている姿を見て、俺も頑張ろうと思えるんだ」などと言われて奮起したという話がよくあるが、それと同じような心境なのだ。

 

彼は今でも夢精をしているような気がする。

 

大学卒業から4年後、彼がバイクを運転中、信号無視の車に突っ込まれるという事故に遭ったと別の同級生から聞き、入院先の病院にお見舞いに行った。

 

怪我をした頭は丸刈りで、強打した股間は睾丸がひとつ飛び出てしまい、繋ぐ手術をした後だった。

 

学生時代は顔を合わせると、お互いくだらない下ネタばかり話していたが、医師からは「生殖能力は回復しないかもしれない」と言われたと聞き、彼が結婚して間もないことを知っていた私はさすがに言葉を失った。

 

「その翌日に夢精したじゃんね・・・」

 

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殿方充
芸人。「浅草お兄さん会」第6代チャンピオン。「下ー1グランプリ」第1回、第3回優勝。4才よりオナニーを継続中。

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