第四十三回 「出家」

 

 

清水富美加が幸福の科学に出家した。

 

仕事を途中で放り出しての出家ということで批判の声が多い。

 

批判の意見一色の状況に伊集院光が「気持ち悪さを感じる」と
コメントしたが、その通りだ。

 

所属事務所や関係者ならともかく、外部の者までが口を揃えて
批判する必要はない。

 

若くて可愛らしい女性の話題なのだから、いかにシコるかという
視点で検証するべきだ。

 

清水富美加が出家に至った理由の一つに
「ブルマや水着になるのが嫌だった。性的対象になりたくなかった」
ということが挙げられている。

 

事前に拒否していたにも関わらず、もう決まっていると入れられて
しまったそうだ。

 

要はシコられたくないと思っているのだが、
内心そう思いながら水着姿を晒していることが逆にそそり、
シコられてしまうというジレンマに陥っている。

 

清水富美加は細身で胸も平坦だが、出家騒動以降、数年前のDVDが
「Amazon」のアイドルDVD売り上げランキングで1位になったのは、
シコられたくない女性でシコりたい者が多数いる証だ。

 

しかし、水着の仕事をしたくない理由に「性的対象になりたくない」と
堂々と言われてしまうと、この一連の騒動が大きくなるほど、
影響されて水着を拒否する子が増えるのかもしれない。

 

事務所側はどんなふうに説得すればよいのか。

 

「女なんかシコられてなんぼやぞ」

 

「べつに減るもんやないんやし、ええやないか」

 

「あの山口百恵でさえ水着のグラビアで乳首透けてたし、
石野真子なんか乳首もマン毛も透けてたんやぞ。
いくらでも修正がきく時代に腑抜けたこと言うなや!」

 

「年取って人気落ちたら、どうせしょうもない映画で
伸びきった乳首晒すことになるんやぞ。水着くらいでなんや!」

 

納得してくれるだろうか。

 

それはともかく新興宗教に入信した女性芸能人は、その後脱会した人も含め、シコる対象から外れてしまう気がする。

 

出家というキーワードは重く、私の場合、清水富美加でシコることは既に困難だ。

 

過去の水着姿の映像や画像は今後もネット上に残り続ける。
性的対象にならないためには、出家は最も賢明な選択肢なのかもしれない。

 

しかし、こちらもベテランオナニストとして、出家の有無くらいで
シコれなくなるという柔なことでよいのか。

 

周囲の女性達も高齢化してくるし、それぞれ宗教への信仰心が強まってくる年代に差し掛かっている。

 

いざという時、女性の宗教で勃起力が左右されているのは問題だ。

 

克服するため宗教のイメージが強い女性芸能人を片っ端からシコることにした。

 

と思ったが初っぱなからつまずいた。

 

私には無理なようだ。

 

殿方充
芸人。「浅草お兄さん会」第6代チャンピオン。「下ー1グランプリ」第1回、第3回優勝。4才よりオナニーを継続中。

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