第一回 「私のネタ作り」

 
 
 
 
 
第一回ということで、自己紹介も兼ねて、私のネタ作りについて書いてみたい。

 

 
よくネタはどんな時に思いつくのかと聞かれるが、それは昔から一貫してAVを見ている時だ。

 

 
ジャンルは専ら、ぶっかけものだ。

 

 
 まずレンタル屋のケースからDVDを取り出し、盤面を眺める。

 

 
「汚ったねぇなぁ。前に借りた奴、シコり終わった手で触りやがったな」 

 


その段階で二つ三つアイデアが浮かんでくる。

 

 
大勢の汁男優の姿を目にし、「こいつら顔出しで平気なのか・・・

 

 
トランス状態が訪れ、ネタの骨組みが現れる。

 

 
汁男優が女優に一斉に襲いかかり、全身を舐め回す。

 

 
私の最も興奮する場面だ。

 

 
この時はネタのことは考えていない。シコっている。

 

 

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カラミをするプロの男優が登場する。フサフサのチン毛。

 

 
一旦、暗礁に乗り上げる。

 

 
女優の顔に一発目の精液が降り注ぐ。ショボい。

 

 
ろくなものを食べていないのか?

 

 
オチが見えてきた。

 

 
十発以上かかると女優の顔はドロドロになるが、そうなると後は何発かけても絵面は単調でエロくもなんともない。

 

 
推敲がはかどる。

 

 
別のチャプターでは、汁男優がグラスに精液を次々と発射したのを、 女優が口に含んでネバスペをしたり、それをグラスに戻したり、最終的に飲んだりする。

 

 
「うへえっ、こんなのでヌいてる奴いるのかよ!」

 

 
その時、ネタは完成している。
殿方充
芸人。「浅草お兄さん会」第6代チャンピオン。「下ー1グランプリ」第1回、第3回優勝。4才よりオナニーを継続中。

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