第八回 「オナホ女子のオナホ女子会(4/5)」
女性が語る、オナホとの出会いエピソード。ここから後半戦です。
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■ やっぱりオナホロケット
み:摩羅癒さんの初オナホはどうでした?
ま:摩羅癒はですね。私自身、清純というかまだ経験があんまりない時に、付き合ってた彼が大好きすぎて、色々試したかったんです。その過程でオナホールがあって、色々試す一環としてオナニーを見たいって言ったんです。
――自分で調べたんですか?
ま:いえ、その時、彼はニートだったんです。で、時間があるから色々調べてて、こういうのどう? みたいな感じで、親の金で通販して。それで、当然ですが私も使ったことなかったのにやって欲しいって言われて。でもやり方が分かんないから、お風呂場で飛んでったっていう。
器:オナホロケット!
み:ピューンですぅ!
ま:こうやって(上下に)やってて
ま・器:(ふたりで)手を離すとピューン!
ま:そのまま湯船にポチャって。池ポチャみたいな感じで。
み:面白い使い方ですぅ、最初っから。面白そうですぅ(笑)
こ:フィニッシュで飛んでったの?
ま:いえ。フィニッシュじゃなくて。使い方がほんとに分かんなくて。
器:だから多分、キツキツ系だよね。だから手を離すと飛んでっちゃう。
ま:私が力を込めて強く握りすぎたんですかね?
器:いや、元々、穴が細いタイプのオナホールで、そうすっと、中がキツいから入れて手を離すとピョーンって。
こ:さすが二百人斬りですね。
器:ブカブカのオナホだったら、手を離しても被ったまんま。
み:さすがですぅ(笑)
ま:その時思ったんですけど、ローション入れる時も、入りにくいなって思ったんですけどそれは穴が細いタイプのオナホだったから?
器:そうそう。だからローション入れる時も、注射器タイプとかイチジク浣腸みたいなのでピューっと入れて。
み:それか、開いてですぅ。
器:くぱぁして。
み:くぱぁして、入れて、乳搾りみたいに奥の方に入れて、揉むですぅ。
器:ああ、なんかプロっぽいっすね(笑)
み:さんざんやったからですぅ。色々(笑)
ま:今思えば、ぺぺローションをお湯で溶かなかったんで。
べ:溶かないといけないんですか?
み:いや、溶かないでも使えるですぅ。人によっては、薄めが好きな人もいるから薄めてもいいんじゃないっていう。
ま:あと、友達で、小さいときに大陰唇をクルクルクルって指に巻いて遊んでたせいで和式便所だと方向が定まらないっていう子がいました。
み:え!? 大陰唇!? 小陰唇じゃないですか?
ま:え!? じゃあ小陰唇なのかなぁ。でも大陰唇って言ってました。
み:大陰唇って一番外ですぅ! ほんとだったら怖いことになってそうですぅ。
――ビラ?
ま:ビラじゃないです。あれ!? ビラなのかなぁ?
み:ビラだと思うですぅ。
べ:でも、マンコって洗うの難しいんですよね。
器:マンカス?
べ:マンカス。なんか、ボディソープだと刺激が強過ぎるから。それ専用の石鹸があって。
—
インティマ D
※膣専用石鹸はたくさん種類があります。だいたい弱酸性でデリケートゾーンを守ることを謳ってますね。
—
み:あるですぅ。でもほとんどの人が、めんどくさいからボディソープで一緒に洗うですぅ。で、処女は洗い方知らないから実はマンコくせーとか言うですぅ。でもほんとは(専用の石鹸で)やった方がいいですぅ。
器:なに!? マンカス専用の石鹸があるの?
ま:ありますよね。なんか、ピンク色にするってやつ。
べ:膣の黒ズミを取るってやつは別にあって。でも膣の黒ズミは年齢と経年変化からなるみたいなんですけど、マンカスはそれ用でキレイに洗わないといけないから。
み:それで、オナホールは洗う練習で使えると思うですぅ。ビラビラがスゲーオナホってあるから、男の人はそういうので勉強すれば面白いですぅ。
一同:ああー。
――男が洗ってあげるっていうのをした方がいいですか?
み:絶対じゃないですけど、(女性と)お風呂でイチャイチャしながらだったら「俺が洗ってやるよ」っていう時もあってもいいですぅ。
べ:ええー。いいなー!
み:お、おう(笑)
――性教育みたいな感じで。
器:「すじまんくぱぁ」みたいなやつだよね。二層構造でパカッてやって、その中のってことだよね
—
すじまんくぱぁ
※Amazonの売り上げランキングでTENGAを超えたこともある、ロリータオナホの代表作。閉じた大陰唇を開く喜びを訴求した。「ろあ」と「りな」の2タイプを並べると「ろりあな」と読める。
—
み:うん。あれもまだまだ本物ぽくはないけど。そうそう、クンニの勉強するんだったら、ほんとに口に入れて平気だったり、臭くないとかいうのがあったら使えるですぅ。と思いながら日々生きてるですぅ。
器:なるほど。逆にそういうオナホを作って欲しいと。女性側からしたら。
み:だって手マン用のオナホってあったですぅ。中にカウントのボタンがあって、何回押せるかっていう。
――えー。連打ですか(笑)
み:たしかチョコボール向井が監修してたですぅ。
器:監修っていうか、多分、名前貸しただけだけどね。
—
カウンターマシーン
※オナホにスイッチを仕込んで数を数えるという機械。さらに昔、1996年頃にはワンダークラフト社から「KMCコントローラ」というオナホ型ジョイスティックが売られていた。手マンの練習になるかというと…なるのか?
—
ま:ちなみに、オナホールを売る時に、日本全体で使ったことない男性って多いんですか? ちょっと分からないんですけど。
器:そうですよね。雑誌とかでアンケートを取ったら、1割っていうエロ本もあるんですよ。でも、一般週刊誌でアンケートすると5割くらいっていう数字もあって。だからまちまちなんだよね。
み:だから、処女か処女じゃないかっていうのもほんとのところは調べられないし、あやふやなんですぅ。かといって、若い人で使ったことないって人も居れば年いってて使ったことあるって人もいるですぅ。だから分かんないですぅ。
べ:おじいちゃんで使ってる人いるんですか?
み:いるいるいる、ですぅ。
器:いい爺さん(笑)
—
いい爺さん
※ホットパワーズ横浜店のマスコットキャラクター。マスコットなのに爺さんというギャップがウリ。由来は横浜→赤い靴の女の子→いい爺さんに連れられてイッちゃった。
—
み:ほんとおじいちゃんが通販の電話で「オナホ何ある?」って聞いて来たこともあって「ペペローションはまだ残ってるからオナホだけ欲しいんだけど」って言ってきて貫通がいいか、非貫通がいいかって話したこともあったですぅ。
ま:じゃあオナホ童貞に向けて、例えばきぐにゃんさんが使い方のDVDをセット販売で売るとか。
こ:HOW TO ONAHO(笑)
ま:そういうのがあったら…。
一同:見たーい!
器:いやいやいや(笑)
み:きぐにゃん作ったらネタに走っちゃいそうですぅ。
ま:ここでこうヒネリを加えてとか、ここで一旦休ませてとか、オナホ使ったことない人に向けるビデオを付けたら、売れるし。
器:いやいや、でもそれ男が見るんだよね? 男が見るもので、男が使ってるのを見るとその男の顔が自分がフィニッシュする時によぎるわけですよね。
ま:それじゃあ、顔映さなければ。
器:そうそう。だから顔出しちゃいけないわけだよね。
こ:女の人だっていいじゃないですか。
ま:じゃあ、女の人がペニバン付けて。
器:その方がいい。
み:それをするならほんとにオナホのことを何も知らない人に向けて、真面目に作るか、とことんネタに走って面白そうだって見てもらうしかないですぅ。極端になるだろうし、はたして男の人がそれ見るか? っていったら今、情報がいっぱいあるから漁れば出てくるですぅ。たまに分かんない人が2ちゃんねるに書いてある「お酒入れたらいいよ」とかに騙されて痛い目見るですぅ。
器:そう。ブランデーを入れるって言ってたね。
べ:染みるんですか?
器:うん。粘膜にアルコールで刺激がすごいからって。しかも度数が40度以上じゃないと効かないって。
み:いじわるなネタですぅ。初心者を懲らしめるためですぅ!
器:そうですね。
――では、さきほど(3/5回目)みくらさんが「この先に男が射精することが分かってるからムラムラ来る」というようなことをおっしゃっていましたが、女性にも「心のチンコ」というものがあるんですよね? 実際に勃起するわけではないけど、心のチンコが勃つという。
器:腐女子用語ですよね。では、いずきさん解説をお願いできますか?
い:こう、あれですよね。学ラン着てる男子高校生が前を歩いてたら「ああ、いいケツしてるなぁ」なんて思いながら心で勃起するとか。
器:ホモなわけですね?
い:ホモですね。ちょっと13番線でも行こうかって。
器:ああ、上野駅の。
ま:発展場なんですか?
器:そうらしい。有名な。で、その心のチンコ、ココチンは自分のどこに生えてるんですか? 股間ですか?
い:私、ここですね。(胸元を指して)
器:いずきさんは胸に生えてるんですね。
い:胸から腹にかけて、2、3本。
一同:2、3本!?(笑)
器:なんと奇遇な(笑)そうですか。そこに、実体化したらオナホを刺してみたいなって。なるほどなるほど。べべにゃんは?
べ:心のチンコ、あるんでしょうけど。そういうの意識したことないですね。ただ、男の子同士が興味本位で(互いに)弄くって、それがホモに発展するっていうのは。
い:ああ! それすごい好き!!
こ:今、チンコ勃った(笑)
べ:それはすごい好きだから、でも自分はその世界には居ない人物として考えてるんですよ。
――神の視点で?
べ:そうです。私が創設者(創造主?)だって(笑)。だから心のチンコとかは私自身存在してないんだから、ない。
こ:まどかマギカみたい。
べ:そう!!
一同:(笑)
こ:もう概念なんだ(笑)
—
魔法少女まどか☆マギカ
※2011年1月から4月まで毎日放送 (MBS) ほかで放送された深夜アニメ。ここでいう概念うんぬんは最も大切なネタバレになりますのでこれ以上解説しません。
—
器:こめたそさんは心のチンコは?
こ:私、そういった属性まったくないんで、心のチンコはないです。マンコのみです。すいません…。
器:いえいえいいんですよ(笑)
い:私すごく気になってるんですけど、男性同士で新しいオナホを買った時に使ってみようぜって。
器:ひとつの共用をするオナホですか。
い:それは、もう穴兄弟ですか?
器:そうですね。上連雀先生でしたっけ? ショタのエロ漫画を描いてる方でありましたね。ひとつのオナホにチンコを2本刺ししてっていうシチュエーションの漫画があって。
—
上連雀三平「アナルエンジェル」
※男の娘ネタを強烈な言語感覚で繰り出す。エロから斜め上にはみ出しすぎたシュールな世界観が好評。
—
ま:兜合わせみたいな感じ?
器:そう。兜合わせみたいな感じで「キ、キツイ!」って、そりゃキツイだろ(笑)裂けちゃうよね。でも漫画だからね。
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男の実用とは別の視点、見えてきたような気がしないでもないですね。次回でまとめに入ります。まとめられるのか?
- 告知
10/25新宿ロフトプラスワンでイベント「オナホ超会議」があります。各オナホメーカーとともに器具田研究所も出演します。思想信条、メーカー、ユーザーの垣根を超えまくって、とりあえず楽しく飲もうぜ的な会です。オナホクラスタよ!語り飲もうぞ!! 詳細はhttp://www.hotpowers.jp/tyuuou-top/ibento/part16.htm
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- 器具田こする教授
- ラブドールとオナホールのR&Dアートユニット「器具田研究所」を運営。メーカーへのアドバイスや技術協力といった説明のしにくい業務でオナニー業界の異常進化を支えている。http://www.kiguda.net/
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