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第二十一話

 

 

 白衣の女は、以前群馬のホテルで会った苺香だった。

 柏木にとって、初めての異性間セックスの相手だ。

 「先生」の言うマゾの美人とは苺香のことだろうか。

 それならそれで文句はない。ゆきは、苺香の女の壺穴が自身のイチモツをキュッと締め付けて思わず射精してしまった時の快感を思い出し、早くも下半身を硬くさせてしまっていた。

 「先生」はゆきに近寄ると、スカートの裾を指で捲り上げた。

 「もうこんなになっちゃって、ゆきさん素敵だよ」

 「先生」はそう言うと、ゆきのパンティの中のコリコリした膨らみをさすってきた。

 立っているゆきの前にしゃがみこんだ「先生」は、そのままパンティを下ろすと、弾けるようにして出てきたイチモツを躊躇することな口に含んでいった。

 舌を絡め味わうように舐めていく。

 「この間、苺香とのプレイを見ていた時も、ゆきさんのここしゃぶりたいと思ってたんですよ」

 「先生」は、一旦口から離したゆきのモノを手でシゴきながらそう言った。

 「苺香、こっちに来て君もしゃぶらせてもらいなさい」

 「先生」にそう言われた白衣の女は、何も言わず、ゆきの前に正座すると、「先生」がシゴいているモノを咥えていった。

 「先生」も立ち上がり、自分のモノとゆきのモノを交互に苺香に舐めさせていく。

 そうしながら「先生」は、ゆきの唇に吸い付き舌を中に入れた。

 「ゆきさんのと僕のどっちが硬いかな」

 「先生」はそう言うと、ナースの口の中にあったゆきのイチモツを手に取り、自分のモノと接触させていく。

 そして、右手で、2本を握って密着させ、手を上下に動かした。

 ゆきは勃起こそはしているが、そんな状態が嬉しいわけではない。

 ゆきが待っているのは、「先生」がナースに、「ゆきさんのモノを下の穴で味わいなさい」と命令することだった。

 前回も中に出して大丈夫だったから、今回もそうしていいのだろう。山本美月に似たナースの中に、コンドームをしないまま挿入し、そのまま射精する。そんな夢のようなことは柏木がこの世界に足を踏み入れなければ、恐らく死ぬまで一度も経験できないことだった。「先生」のイチモツは、ゆきのモノと密着することで一層硬さを増していた。

 「そろそろマゾ女が来る頃だと思いますよ」

 「先生」は、そう言いながら、もう一度ゆきの唇を吸った。

 「その女の子には、男のモノと、女装子のモノと、女のモノの3つをたっぷりと与えてあげましょう」

 その3つのモノとは、今ここにいる3人の性器に違いない。

 だとすれば、マゾ女とは、一体誰なのだろう。苺香がプレイの相手だと思っていたのに、別の若い美女も来るのか。

 ホテルの窓の向こうには、新宿の夜景が拡がっている。そして、空には、少し欠けた月がぽっかりと浮かんでいた。

 『駒込ラドンセンター』を出た平松は、山手線の終電で、2つ隣の大塚まで行った。

 駅南口にある『ホテルベルクラシック』のロビーで待っていたのは、弟だった。

 2人は、兄が宿泊用にとっていたセミダブルの部屋に入っていった。

 ついさっきまで高田馬場のオフィスで入稿作業に追われていた弟は、充血した目をパチパチとまばたきさせながら

 「すまない。すぐに返せる金額じゃないから、オヤジが死んだ時にオレが相続する分は放棄するっていうことでいいかな」

 と言った。

 「2千万というキャッシュはオレにとっても大きな金だ。会社の金に手をつけるわけにはいかないから、これがオレの有り金のほぼ全部だ。これ以上は、もう無理だからな」

 兄は、そう言った後で

 「振り込め詐欺ならまだよかったけど、お前が本当に金に困っていたとはな…」

 と、窓から見える月に目をやった。

 「どうせ答えてくれないとは思うが、なんで2千万も必要なのか。女か、ギャンブルか、株か」

 兄がそう聞いても

 「ごめん、今回ばかりは何も聞かないでくれ」

 と、弟は答えるだけだった。

 有田が平松をゆすったのは、これが3回目だった。

 最初は100万。それが2ヶ月後には、追加で300万になり、その半年後が今回だった。

 有田が編集部のデスクに座る平松の前に1枚の写真を差し出し、

 「オレがフリーのカメラマンってこと、もしかして忘れてましたか。フリーって、金になる仕事なら何でもするんですよ」

 と言ったのが全ての始まりだった。

 兄はカバンから、日本銀行の帯が付いた紙の塊を2つ取り出した。

 それぞれの塊は、10の札束でできていた。

 ちょうどその時、京王プラザホテルの3411号室のドアを、柏木由紀に似たキャバ嬢がノックしていた。

 

 

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志井愛英
小説家。昭和41年生まれ。同性愛者、風俗嬢、少数民族、異端芸術家など、マイノリティを題材にした作品が多い。一部の機関誌のみでしか連載しておらず、広く一般に向けた作品は本篇が初。

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