第二回 「外でシコる」

 

 強姦まではいかなくとも、痴漢、盗撮などの性犯罪は後を絶たず、教師、警察官、医師までもが、それで逮捕される昨今、早急に外でシコる風潮を作り出す必要性を感じる。

 
 性犯罪が起こる原因には、好みの女性に出くわした時に、欲情に歯止めが効かない男性も存在するということが、少なからずあるように思う。AVや風俗では満足できない性的嗜好を持つ者も多いのだ。

 シコって精子を出した直後の男性は、冷静さを取り戻すし、「しょうもないことに時間を費やしてしまった」と自己嫌悪のような感情すら抱くことすらあるので、犯罪に走る前に、シコらせればよいのだ。好みの女性を見かけたら即シコる。

 とはいえ、不用意に外でポコチンを取り出し、シゴき始めようものなら、これはこれで捕まってしまう。

 
 そこで着衣のままシコれ、なおかつバレない服、下着、仕掛けを作らなければならない。

 
 ポケットに穴を開ければズボンを履いたままでもポコチンはつかめるが、それでシコるわけにもいかない。股間の膨らみや、腕の振動などでシコっていることがバレてしまうからだ。

 
 股間だけ膨らまないように、どんな体型の人でも、下っ腹が出ているかのようなシルエットに見えるズボンが必要だ。下腹部全体が膨らんでいてシコっているのがわからないようにするのだ。

 

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 シコっている腕の動きが見えないように、上着も工夫が必要だ。

ダミーの片腕が予めついている服がいい。自然に見せるのが難しいのなら、骨折して固めている風のダミーの片腕がついていてもいい。実際は服の中でシコりまくっているのだ。

 
 シコって出した精液が裾からこぼれ落ちたり、匂いが漏れたりするのでは元も子もない。オムツのような密閉型だとシコれないので、やはり柔軟性に富み、精液を速乾し、匂い漏れを防ぐという下着の開発が待たれる。ユニクロならできるだろう。

 性犯罪を未然に防ぐという理念に基づいた商品なので、臆せず大々的に宣伝したほうがよい。

 

生理用ナプキンやオリモノシートのCMに負けじと、男の生理もなかなか厄介であることを周知し、「がんがんシコって冷静になれ」のスローガンのもと、外でシコってもバレない服の流通、性犯罪者を出すくらいなら外でシコるくらい大目に見ようという意識改革が急務だ。

 と、ここまで書いておいてなんだが、正直くだらない上に、無理なので、女性たちが、とりあえず声をかけられたらやらせてくれるという風に変わってくれると、私としてもありがたい。減るもんじゃないんだし、考えてみてもらえないだろうか。

殿方充
芸人。「浅草お兄さん会」第6代チャンピオン。「下ー1グランプリ」第1回、第3回優勝。4才よりオナニーを継続中。

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