第三十二回 「肛門は舐めているか」

 

 

週刊新潮の報道により、乙武洋匡氏が5人の女性との不倫を認めた。

 

不倫のきっかけとして乙武氏は、長男が生まれ、妻が母になり、夫婦らしさが失われていき、外に癒しを求めてしまったと述べている。

 

乙武氏は手でシコることができない。

 

もしかしたら何かにこすりつけてシコることはできるかもしれないが、射精後の後始末も大変だ。

 

不倫をしていた頃、乙武氏は30代。3日に1度は射精したい年代だ。

 

しかし、奥さんは3人の子供の育児、家事、乙武氏の介助等をこなさなければならないので、結婚当初の頃のような性生活を求めるのは酷だ。

 

ここ数年、事務的な手コキで済ませることが大半だったとしても責めることはできない。

 

報道後、乙武氏は公式サイトで謝罪文を掲載したが、連名で奥さんの謝罪文まで掲載していることについても批判の声がある。

 

しかしこれは「今後は初心に返り、夫に情愛に満ちたフェラチオと腰使いを施し、フィニッシュは必ずゴックンし、金玉を空にした状態で夫を仕事に送り出す」という奥さんの決意表明なのではないか。

 

公に出す文章でそんなことは書けないので、「妻である私にも責任の一端があると感じております」という表現になったと考えられる。

 

膣圧トレーニングの成果で、往年の締まり具合を取り戻した奥さんに対し、「子供3人産んだとは思えないぜ!!」と乙武氏が叫ぶ日もそう遠くはないのだろう。

 

乙武氏はいい奥さんを持った。

 

それはともかく、乙武氏はどうやって女性を口説き落としたのだろう。

 

「ホント何もしないから!!」

 

ホテルに誘う際の常套句だが、乙武氏が言うと確かに説得力はある。

 

しかし、部屋に入れば、通常は男が強引にしかけていかないと事は始まらない。

 

乙武氏の場合は、してほしいことを女性に頼むしかないと思うが、初エッチから女性を意のままに操るのは至難の業だ。

 

「オラ!しゃぶれよ!!」

 

おそらくこんなことは言わないだろう。

 

女性がいいかげん寝かしてほしいという時もエロいお願いを声高に喋り続け、女性が根負けしてしまうのか。

 

有名人であること、定期的に訪れる江戸川乱歩ブーム、寺島しのぶ主演の映画「キャタピラー」公開・・・等が女性の好奇心を刺激し、意外と簡単なのかもしれない。

 

乙武氏はクンニ好きだろうか。

 

「クンニ苦手なんだよね。ビラビラがなんかニワトリのとさかみたいで、気持ちわりいじゃん」

 

「顔面騎乗だけはされたくないね。俺にもプライドっつうもんがあるんだよ」

 

こういうことは言わないだろう。

 

かつて乙武氏が入店拒否されたのは銀座のイタリアンレストランだった。美食家でもある乙武氏のことだから、オマンコのテイスティングも好むのではないか。

 

おそらくメガネのまま顔面騎乗されているだろう。

 

顔面騎乗されている時、女性の肛門がウンコ臭かったら乙武氏はどうするのだろう。

 

これは手足のあるなしにかかわらず、男は指摘しづらいことではあるが、脱出が人一倍困難であろう乙武氏はどう対応しているのか、なんとなく気になる。

 

「君、今日ウンコして肛門洗ってないだろ!?紙ごとこびりついてるぞ」

 

下手すると部屋に置き去りにされかねないので黙っているのか。

 

乙武氏はむしろ洗ってない肛門を舐めるのが好きかもしれず、ウンカスについても一聞けば十返すほど語れる人かもしれないので、こちらの取り越し苦労であればよいのだが。

 

それにしてもなぜウンコはあんなにも臭いのだろう。

 

芸人仲間のヘブリスギョン岩月氏にたずねると「いい匂いがしたら集めちゃうだろ」とのことで、私は大いに納得した。

 

 

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殿方充
芸人。「浅草お兄さん会」第6代チャンピオン。「下ー1グランプリ」第1回、第3回優勝。4才よりオナニーを継続中。

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